青汁の原料ってなにがあるの

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青汁の主な原料になっているのは、ケールや明日葉などに代表される栄養価に優れた野菜です。
それぞれが持つ栄養を鑑みてバランス良く配合することで、健康効果のある青汁が生まれるのです。

○ケールhttp://www.talsheynmakeup.com/fya.html
戦後の貧しい時代に栄養を補填するために青汁が開発され、その際に原料となったのがケールです。
栄養価が非常に高いためケールのみを材料とした青汁が多く作られましたが、ケールには強い苦みがあるため、青汁は苦いというイメージを定着させました。
強い生命力を持っており季節を問わず栽培・収穫できるため、アメリカやヨーロッパでは一般家庭でもごく当たり前に利用されています。
ケールには抗酸化作用の強いビタミン群が多く含まれており、老化の原因となる活性酸素を体から取り除きます。
またルテインという成分には、パソコンやスマートフォンから発せられ、視力を低下させるブルーライトを遮断する力があります。
細胞の生成や修復の材料になる葉酸も豊富です。
細胞の活性化は胎児の成長を促すので、妊婦の方に特に有用な栄養素です。
神経ホルモンであるメラトニンは、上質な睡眠をとるために重要です。
加齢と共に分泌量が減少するので体外から摂取する必要があります。

○明日葉
葉を摘んだとしても翌日には芽が出てくるといわれるほど生命力が強いため、それが明日葉の名の由来になっています。
栄養価の高さとその生命力から、不老長寿の薬にも例えられました。
青汁の原料として多く利用されているケールよりも、栄養価が優れているとさえいわれています。
明日葉からしか摂取できないカルコンは、ポリフェノールの一種です。
茎や根を切ると滲み出してくるのがカルコンであり、その色から黄金のポリフェノールと呼ばれています。
カルコンには抗菌作用や血流を促すhttp://www.teensonthegreen.com/mukumi.html働きが認められており、生活習慣病の予防に効果的です。
また食物繊維も非常に豊富に含まれています。
腸内の余剰な水分やコレステロールを吸着しながら排便を促すので、腸内環境を整え、便秘や大腸がんを予防する効能があります。

○大麦若葉
大麦が稲穂になる前の若葉を摘み取ったものが大麦若葉です。
大麦若葉はクセや苦みが少なく、抹茶に近い味わいがあるため、飲みやすい青汁http://www.acara.jp/osusume.htmlの原料として重宝されています。
一つに突出するのではなく、豊富な種類の栄養素がバランスよく含まれているのが特徴です。
大麦若葉には、活性酸素を取り除くのに効果的なSOD酵素が豊富です。
SODは「活性酸素を除去する酵素」といわれるほど、酵素の中でも特に高い抗酸化作用を持っています。
活性酸素が活動するのを防ぐカテキンも多く含まれており、二つの形で活性酸素から体を守ります。
また、クロロフィルという成分には血液を増やす作用があります。
これに加えてミネラルの一種である鉄分も豊富です。
鉄には体中に酸素を運んでエネルギーを与える役割があるため、クロロフィルによって血が増えれば、多くのエネルギーを体の各所に届けることが出来るのです。

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