青汁に含まれる難消化性デキストリン

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多くの青汁に含まれる難消化性デキストリンは、人工的に抽出・生成される食物繊維の一種です。
食物繊維の中でも水溶性食物繊維に当たり、効能も同等のものです。
天然のデンプンが材料にされているので安全性が高く、様々な健康効果も確認されているため「特定保健用食品」として認可されています。
使用するデンプンはジャガイモやトウモロコシから採取されるため安価であり、食物繊維の代替品として重宝されます。

難消化性デキストリンを摂取すると、腸内で水分と混ざり合って膨張します。
そして他の食品を抱え込みながらゆっくりと腸内を移動します。
すると糖質や脂質の吸収が抑制され、血糖値の上昇が緩やかになるのです。
血糖値が急激に上昇するとインシュリンが多く分泌され、糖質や脂質を体に貯めこむように指示が出るので肥満の原因になります。
インシュリンの分泌が少なく血糖値が高いままであれば、糖尿病や動脈硬化が引き起こされます。
血糖値の上昇を抑えることは、病気予防やダイエットに効果的なのです。

また難消化性デキストリンは腸内を移動する際、中性脂肪やコレステロール、発がん物質を吸着して取り込みます。
そしてそのまま便として排出されるので、有害物質が体に吸収されることを予防するのです。

中性脂肪やコレステロール値が上昇すると、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります。
難消化性デキストリンには、がんを含めた様々な病気の原因を取り除く効能があるのです。

また、水分を取り込んだ便は軟らかいため、排便がスムーズになります。
さらに善玉菌を増やして動きを活発にする効能もあるため、そもそも便秘http://fumi.moe.to/05yasai.htmlや下痢を起こさないように腸内環境を整えます。

通常の食物繊維http://sample.mods.jp/m5.htmlはミネラル分を吸着してしまうため、ミネラルの吸収を阻害するという問題があります。
しかし難消化性デキストリンには、ミネラルの吸収を促進する効能が認められています。
ミネラルには老化や貧血の防止、免疫力の向上など多くの健康効果があるため、摂取が推奨されている栄養素です。
難消化デキストリンには有害物質を排除しながら、必要な栄養素の吸収を促す効果があるのです。

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